渓流釣りというのは厳しい釣り場環境や、高いキャスティングの精度を求められることから、
数ある釣りの中でもかなり難しい部類だと思います。そういった釣りですので、これから渓流
釣りを始めようという方や、まだ始めてから数ヶ月という方は、1日で複数〜十数匹釣れるよう
になるまでにかなり時間がかかる事でしょう。
今回は、中々釣れずに苦戦している方でも、この3つのちょっとしたポイントを知ることで
数釣り名人への近道になると思いますので、是非最後までご覧ください。
① 偏光サングラスを必ずかけること
言われるまでもない、と思う方もいるかも知れません。でも、そう思う方は
偏光サングラスの重要性を一番理解していらっしゃると思います。
渓流は狭い川幅であることから、どうしても魚との距離が近くなってしまい、魚にプレッシャーがかかり易い状況です。ですので、こちらが魚に見つかる前にいち早く魚を見つける必要があります。
値段はピンキリですが、安い物で2000円〜3000円で購入可能です。選ぶ際のポイントとしては、薄暗い環境での釣りになりますので、可視透過率40〜50%、レンズカラーはイエローかグリーン系、もしくは薄いグレーがお勧めです。また、少し高価になってしまいますがTLX (タレックス)のレンズを使用している偏光サングラスを選ぶと、他の偏光グラスを使用出来なくなる程に見え方が違ってきますのでお金に余裕がある方はお勧めです。下記にお勧めリンクを貼って置きますので、自分に合った偏光サングラスを選ぶ際に、是非参考にして頂ければと思います。
★値段別 お勧めの偏光サングラス
¥5000 〜 ¥10,000 以下
私は先日までこちらを愛用していました。マイナーなメーカーですが、コスパ◎でお洒落なものが多いです。個人的にイチオシです。 |
¥10,000〜¥20,000
スポーツ用品で知られているオークリーですが、釣りで使用している方も多いです。色/形の種類が豊富でお勧めです。 |
¥20,000 以上
釣人の最上位モデル。こちらを選べば間違いは無いでしょう。 |
② 魚がいるポイントを知ること
魚がいる場所は季節・魚の種類・水量により異なりますが、今回は岩魚が普段いる所を説明していきますので、まず下の写真をご覧ください。
こんな所で36㎝の大岩魚
これらの写真から私が言いたいことは2つあります。
1.緩い流れに岩魚はいる
2.くるぶし程度の水量があれば魚は住み着く
渓流釣りを始めたばかりの人にありがちな事が、流れの中心を責めすぎてしまう事です。流れの早すぎる場所だと、魚に食わせきらせる事ができません。また、二枚目の写真のようなとても少ない水量であっても魚は存在しますので、沢山魚を釣るために見逃すことが無いようにしましょう。
★補足:水量が多い川だと、流れの中心の下の方が緩くなっているので、重いルアーを持っている方は狙ってみると良いかも知れません。ちなみに、ヤマメ・アマゴに関しては流れの中心に居着いていることが多いです。
③ キャスティングの立ち位置
最後に三つ目が、ルアーをキャストする際の立ち位置です。結論から言うと、
出来るだけ遠い位置、もしくは魚から自分が見えない位置(岩や木の影)
からキャストすることを心がけましょう。それでも、狙った場所にキャストできなければ効果は
無いので無理のない距離で行いましょう。
左奥にある2つの岩の間を狙っています
- 最後に
魚をたくさん釣るための、ちょっとした3つのポイントを説明させて頂きました。今回の記事を読んで頂いた皆さんが少しでも多くの魚、そして大きい魚に出会い楽しい釣行ができることを祈っています!!読んでいただきありがとうございました!
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