「渓流」というように一括りにされてはいますが、鋪装された道路沿いにあり比較的にエントリーしやすい渓流や、山岳地帯を超え獣道を数時間に渡り進みやっとたどり着くような渓流・源流もあります。今回は後者である山岳渓流に行く前に、準備するべき10選の物について紹介して行きます。題名にあるように安全に関わるところですので、必ず最後まで必読お願い致します。
① ザック(リュック)
まず一つ目は、ザックです。
大は小も兼ねると言うように30L以上の中型・大型のものを選ぶ事をおすすめします。
ちなみに私は34LのColombia製のザックを使用しています。
また、最初は大きいなと感じる方もいると思いますが、ここに記載している最低限の荷物の他にカメラや野営道具など渓流に持って行きたくなる物が増えてくると思いますので、私の数年間の経験からいくと丁度良いと思います。
② ヘルメット
山岳での釣行になりますので落石、転倒、滑落事故のリスクが常にあります。
特に渓流においては川の中、もしくは川沿いを歩くことになると思いますので、藻や湿った落ち葉による転倒、滑落のリスクが高いと思います。私は10年近く渓流釣りを続けており足場には気を付けていますが、それでも一年に一回はガチで転びます。
何かあれば無事では済まないと思いますが、頭さえ無傷であれば命は助かる可能性はありますので山岳渓流・源流に行く際は必ず着用するようにしましょう。
③ 手袋
山の中では整備されていない道を進むことがほとんどですので、手をつきながら進むことも少なくないでしょう。ふと手をついたところが棘の生えた薮、鋭利な岩、毛虫の群生地だったら、、、考えただけでもゾッとしますね。
安いもので数百円から購入できますので、手のひらがゴム等でコーティングされているタイプがおすすめです。
④ ロープ
これは初めていく場所には必ず持って行った方が良いでしょう。10m以上でスタティックロープのような伸び率が低い物がおすすめです。私は過去に行った渓流で、高巻きルートを失敗し、一歩でも動けば滑落し骨折以上は間逃れないような状況になりました。
その時はたまたまロープを持っていたので無事に崖を降りることが出来ましたが、持っていなかったら山奥で大怪我をし、一人で動けない状況になっていたことでしょう。。
⑤ 熊鈴
山に行く際、一番と言って良いほど怖いのが熊ですよね。一部の人馴れしている熊以外は、人の存在に気づくと避けていくことが多いようです。熊とバッタリ遭遇してしまうことを防ぐ為、人の存在を知らせることができる熊鈴をつけることをお勧めします。また熊撃退スプレーというものもあり、熊鈴と比較すると少し高価になりますが効果は抜群です。
⑥ ウェダー or ウェーディングシューズ
気温や時期によりウェダーとウェーディングシューズを使い分けることをお勧めします。私の持論だと歩く距離に比例し渓流は釣果が上がっていくと思っていますので、長時間歩く事に向いているウェーディングシューズとゲーターの組み合わせが基本的にはお勧めです。どちらも靴底はフェルトの素材を選びましょう。
⑦ レインウェア & 防寒着
山中は天候が変わりやすいうえ、町中との気温差がとても激しいです。10°以上の気温差や、天気予報には無い豪雨に見舞われることも珍しくはありません。そんな時、何も準備していなかったら凍え死んでしまいますよね🥶
最悪でもレインウェアは必ず常備しておく事をお勧めします。
※最後に一言
今回は山岳渓流に行く際の安全編ということで7選の道具を紹介しましたが
一番の安全策としては2人以上で行くことです。一人で行く場合は、行く場所と何時までに戻るという情報は必ず伝えて行くようにしましょう。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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